長年使い続けてきたパンフレットやWebサイト、
ふと見返したときに
「そろそろ変えた方がいいのかな?」
と感じたことはありませんか?
新しい情報を追加してはいるものの、全体の印象は数年前から変わっていない。
お客さまや取引先から指摘されたわけではないけれど、自分たちの中でなんとなく引っかかる——。
そんなときこそ、デザインを見直すタイミングかもしれません。
今回は、制作会社の視点から「そろそろリニューアルしたほうが良いかもしれない」と思えるサインや、見直しのきっかけになるチェックポイントをご紹介します。

「なんとなく不安」を見逃さない
「特に問題はないけど、ちょっと古く感じる」
「他社と比べると見劣りする気がする」
そんな漠然とした感覚は、リニューアルのきっかけとして十分なサインになります。
私たちもご相談を受ける際、「理由ははっきりしないけど、違和感がある」という声をよく耳にします。
その“なんとなく”は、
- 自社の事業内容が以前と少し変わってきた
- お客さまの層が変わってきた
- 社内で共有されるツールの役割が変わってきた
など、実は“変化”が起こっている証拠でもあると思います。

見直しのきっかけになる
チェックポイント
以下のような項目に当てはまるものがある場合は、
一度見直しを検討してみるタイミングかもしれません。
- 掲載されている情報が古い(価格、サービス、担当者など)
- スマートフォンで見ると読みにくい
- 紙媒体とWebサイトでデザインのトーンがバラバラ
- 他社のパンフレットやサイトと比べて、見劣りする印象がある
- 社内の説明資料としても、使いづらさを感じる
とくに、「伝えたいことは変わっていないはずなのに、なぜか伝わっていない気がする」というケースは、デザインや構成のアップデートで解決することが多いと感じています。

見直し=大がかりなリニューアル
とは限らない
リニューアルと聞くと、
「全体を一新しなければならない」
「コストがかかりそう」
と感じてしまうかもしれません。
ですが、実際には
- 写真を差し替える
- カラートーンを見直す
- コピーの言い回しを調整する
- 一部のページだけ刷新する
など、“部分的な見直し”で印象が大きく変わることもあります。
情報を整理し直すだけでも、
「読みやすくなった」
「わかりやすくなった」
という変化につながる場合もあります。

まとめ:小さな違和感が、見直しのサイン
パンフレットやWebサイトは、一度作って終わりではなく、
「今の会社らしさ」
「今のお客さまに向けた表現」
に調整していくことが大切だと思います。
「何が問題なのかはっきり言えないけれど、少し気になっている」
そんなときは、ぜひ一度、制作会社に声をかけてみてください。
「少し見直したい」
「今の印象を整理したい」
そんなご相談からでも、リニューアルの方向性を一緒に探っていくことができると思っています。