初めての制作会社依頼|できること・得意分野を徹底解説

チラシやパンフレット、Webサイト、動画…
何かを「作りたい」と思ったときに出てくるのが「制作会社」という選択肢だと思います。

でも、実際にどこまでお願いできるのか、何をしてくれる会社なのか、はっきりとは分からない方も多いのではないでしょうか?

「デザインだけをする会社?」
「印刷もやってくれるの?」
「企画は自分たちで考えないといけない?」

そんな疑問を感じたまま、相談するのをためらってしまう方も少なくありません。

そこで今回は、制作会社が実際にどんな仕事をしているのか、どこまでお願いできるのかを、できるだけわかりやすくご紹介します。


よくある誤解
「デザインだけやっているのでは?」

「制作会社」というと、「デザインをつくってくれる会社」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
もちろんデザインは制作会社の大切な仕事ですが、それだけではありません。

制作会社の役割は、「伝えたいことを、伝わるカタチにする」こと。
そのために必要な企画や設計、情報の整理など、デザインの前段階から関わるケースも多くあります。


「カタチにする」だけでなく
「伝える」を設計するのが仕事

たとえば、チラシ1枚を作るにしても、

  • どんな情報を載せるか
  • 誰に届けたいか
  • どの順番で読ませると伝わるか

といった“設計”の部分をしっかり考えてから、見た目を整えていくのが制作会社の仕事です。

「デザインだけお願いすればいい」と思っていた方にとっては、少し驚かれるかもしれませんが、実はこの“伝え方の整理”こそが、最終的な仕上がりの質を大きく左右するポイントなのです。


制作会社が対応できる主な業務

グラフィック制作(チラシ・パンフレットなど)

商品紹介チラシや、会社案内パンフレットなど、印刷物のデザイン全般を制作したり、印刷会社とのやりとりや、仕上がりに合わせたデータ作成も含めて対応することも多くあります。

Web制作(コーポレートサイト・LPなど)

会社のホームページや、キャンペーン用の特設ページなど、Webサイトの制作も行い、最近ではスマートフォンでの見やすさも重視したレスポンシブデザインも当たり前になってきています。

動画制作(インタビュー動画・商品紹介など)

WebやSNSで活用するための動画コンテンツの制作も増えており、構成・撮影・編集まで一貫して対応する制作会社もあります。

ロゴ・ブランディングまわりの企画・提案

「ロゴを刷新したい」「企業のイメージを整えたい」といったブランディングのご相談も対応範囲で、色やフォント、キャッチコピーなどを含めて、ブランドイメージを設計していきます。

撮影やライティングなど、
素材づくりまで対応可能なことも

デザインに必要な素材(写真・動画・文章など)の制作も一緒に依頼できる制作会社もあり、撮影ディレクションや、プロのライターによる原稿作成など、「素材をそろえる段階からお願いしたい」といったニーズにも応えられる体制があります。


会社によって「強み」が
違うって本当?

「デザインに強い会社」「Webに特化した会社」など多様なスタイル

制作会社と一口に言っても、会社ごとに得意分野が異なります。
たとえば、

  • 紙媒体のグラフィックデザインに強い会社
  • Web制作専門の会社
  • 動画やアニメーションに特化している会社

など、それぞれに特色があります。

「制作+企画」「制作+運用」など、複合的なサービスも増加中

最近では「制作だけでなく、マーケティングの企画からサポートしてくれる会社」や、「作ったあとの運用(SNS更新や広告運用)もお任せできる会社」など、サポート範囲が広い制作会社も増えています。


どんなときに相談すればいい?

「具体的に何を作りたいか」が決まっていなくても大丈夫

「パンフレットを作るべきか、Webで伝えるべきか迷っていて…」
「なんとなく見せ方を整えたいけど、どうすればいいか分からない」

そんな段階でも、制作会社に相談していただいて問題ありません。

むしろ、そういった“モヤモヤしている課題”を整理するところから一緒に進めるのが、私たちのような制作会社の得意分野です。

情報整理やアイデア出しから伴走してくれるのが制作会社

「何を作るか」ではなく「何を伝えたいのか」を丁寧にヒアリングし、その目的に合った手段や形を一緒に探すところから関わるのが、私たちの役割です。


まとめ|“相談できる制作会社”が
心強いパートナーに

制作会社は、単に「デザインを作ってくれる会社」ではありません。
課題の整理から表現方法の提案、そして実際の制作まで、伴走型のパートナーとして関わる存在です。

「うまく伝えられるか不安…」「こんな相談してもいいのかな?」
そんなときこそ、ぜひ気軽に声をかけてみてください。

制作物は、“相談”からすでに始まっています。