比較していること、
言いづらいと感じていませんか?
「他社にも相談しているんですが…」
そう言うと、制作会社に嫌な顔をされるんじゃないか。
気を悪くされたら困るから、黙っていた方がいいのかな…。
そんなふうに思ったことはありませんか?
実は、比較検討中であることは、まったく問題ありません。
むしろ最初に伝えていただけると、進め方の調整がしやすく、とてもありがたいのです。
今回は、複数の制作会社に相談する際の「伝え方」や「制作会社側の受け止め方」について、正直な気持ちをお伝えします。

正直に言っても大丈夫?
「比較検討中」の相談
まず結論からお伝えすると、「他社と比較しています」と伝えても、まったく問題ありません。
そもそも、制作会社に依頼をするのは多くの方にとって“簡単な買い物”では無く、金額も手間もかかりますし、「どこに頼むのが自分たちに合っているのか」を見極めたいのは当然のことです。
私たちも、「いくつかの会社に相談しています」と伝えていただけると、無理に急かしたりせず、落ち着いて誠実にご提案を考えることができます。
制作会社の本音|どう受け止めているのか?
比較されるのは当然のこと
制作物には相性やフィーリングも大切。同じ内容を頼む場合でも、制作会社ごとにアプローチの仕方や得意分野、提案のスタイルが違います。
だからこそ、いくつか見てから判断したいというお気持ちは、ごく自然なことだと思っています。
「検討中」と伝えてもらえると助かる理由
・納期のご希望に対して、無理のないスケジュールを組める
・何を一番重視されているのか、対話を通じて明確にできる
・「急ぎではないんだな」と分かれば、調整して別案件との並行も可能
つまり、「比較しています」と伝えていただくことで、お互いに無理なく、気持ちよく進められるのです。

「比較してます」と伝えるときのポイント
特にかしこまる必要はありませんが、少しの工夫でやりとりがスムーズになります。
・最初の相談時に一言添えるだけでOK
「今、他にも2社ほど検討しているところです」など、軽く伝えていただくだけで大丈夫です。
・検討スケジュールを共有すると親切
「〇月末までに社内で決める予定です」といった情報があると、スケジュール調整や資料提出もスムーズです。
・NG例:「他社の方が安かったので」だけだと誤解されることも
もちろん価格は大事ですが、それだけを理由にお断りされると、「内容や進め方に問題があったのかな…」と気にしてしまう制作会社もいます。

比較検討の先にある
“相性のいいパートナー”探し
比較検討は、単なる“価格競争”ではありません。
大切なのは、「自社と相性のいいパートナーを見つけること」だと私たちは考えています。
- 話しやすさ
- 要望への理解度
- 提案の的確さ
- 修正や対応の柔軟性
こうした部分も含めて、「ここなら任せられそう」と思える制作会社に出会っていただけたら、それが一番の理想。
まとめ|遠慮せずに、正直な相談を
制作会社にとって、「比較検討中です」と言われるのは、決してネガティブなことではありません。
むしろ、正直に状況を伝えていただけることで、信頼関係を築きやすくなると感じていますし、最終的に選んでいただけなくても、「ちゃんと話をしてくださったな」という印象が残るよう、丁寧に対応したいと思っています。
あなたにとって最適なパートナーに出会えることを、私たちも願っておりますので、どうぞ遠慮せず、ご相談いただければと思います。