シニア層も使っている「音声検索」。選ばれるサイトになるための言葉選びとは?

街を歩いているときや、電車の中で、スマホの画面に向かって話しかけている人を見かけることはありませんか?

一昔前なら「独り言かな?」と驚いたかもしれませんが、今は違います。 彼らは、メールの返信や検索を「声」で行っています。

「うちは若者向けの商売じゃないから関係ないよ」 と思われるかもしれませんが、実はこの音声入力、文字を打つのが億劫なシニア世代や、忙しいビジネスマンにこそ、急速に広まっていると言われています。

今日は、お客様の検索スタイルがキーボードから「喋り」に変わった今、小規模ビジネスのWebサイトが意識するポイントについてお話しします。


「単語」の羅列から、「会話」の検索へ

これまでの検索は、ロボットに指示を出すような「キーワード入力」が主流でした。

  • これまでの検索(キーワード入力):
    「横浜 イタリアン 個室」 「腰痛 原因 ストレッチ」

しかし、スマホの音声入力が当たり前になった今、お客様の検索スタイルは「人間への質問」に変わっています。

  • 今の検索(音声・会話入力):
    「横浜で、個室があるイタリアンのお店を教えて」 「最近腰が痛いんだけど、家でできるストレッチはある?」

ここで重要になるのが、「質問と答えの噛み合わせ」です。

検索する側が「話し言葉」で質問しているのに、サイト側が「堅苦しい書き言葉」のままだと、検索エンジンは、「このサイトは、ユーザーの質問に対して適切な答えを持っていない(言葉がマッチしていない)」と判断してしまう可能性があります。

Webサイトの文章も目の前の人に話しかけるような「自然な会話」に近づけていくことが、新しい検索スタイルに対応するカギとなります


かしこまった文章より、「話しかける文章」を

もし、御社のWebサイトが「格調高い書き言葉」だけで作られていたら、少しもったいないかもしれません。

例えば、整体院のサイトで考えてみます。

△ 書き言葉の例

「腰痛の主たる要因は、骨盤の歪みに起因します。当院では根本療法を提供いたします。」

立派な文章ですが、先ほどの「腰が痛いんだけど…」という音声検索(問いかけ)には、少しマッチしにくい印象です。

これを、「話しかける言葉」に変えてみます。

◎ 話し言葉の例

「腰の痛みがなかなか取れなくて、お悩みではありませんか? 実はその痛み、骨盤の歪みが原因かもしれません。」

こうすると、お客様の質問(検索意図)に対して、自然な「会話のキャッチボール」が成立します。 Googleなどの検索エンジンは、こうした「質問と答えの噛み合わせ」が良いサイトを、優先的に表示するようになってきています。

複雑なテクニックより、お客様への「語りかけ」を大切にすることが、検索エンジンにも評価される時代になっています。


シニア層こそ「声」で探している

もう一つ、忘れてはいけない視点があります。 実は、細かい文字入力が苦手なシニア層ほど、音声入力を活用しています。

「リフォーム 見積もり」とフリック入力するのは大変でも、「お風呂のリフォームを頼みたいんだけど」と話しかけるのは簡単です。

もし御社の商品やサービスが、ある程度の年齢層をターゲットにしているなら、なおさら「分かりやすい日常語」や「問いかけるような文体」へ切り替えることがおすすめです。

専門用語を使わずに、丁寧な言葉で伝えることは、Web上のテクニック以前に、商売の大切な基本姿勢でもあると思います。


まとめ

まずは、Webサイトの「よくある質問」ページから始めてみるのはいかがでしょうか。 もし項目が「料金について」のような単語だけなら、お客様が実際に話しかけるような「質問文」に書き換えてみます。

  • 変更前:「料金について」
  • 変更後:「料金はいくらかかりますか? 見積もりは無料ですか?」

言葉を少し工夫するだけで、音声検索との相性はぐっと良くなります。

もし「自社に合う言葉が思い浮かばない」という時は、いつでもイメージバナーにお声がけください。 御社らしさが伝わる言葉選びを、私たちがお手伝いさせていただきます。