「広告やデザインを依頼するとき、ターゲットを決めてください」
そう言われても、具体的にどうまとめれば良いのか迷ったことはありませんか？
「ペルソナ（理想のお客さん像）を作りましょう」と聞いても、細かい設定を考えるのはなかなか大変ですが、完璧に作り込む必要はなくて、“ざっくり”とした情報でも十分に役立ちます。
今回は、中小企業の方でも気軽にまとめられる「制作会社に伝えてほしいターゲット像のポイント」をご紹介していきたいと思います。
ペルソナは細かくなくても大丈夫
ペルソナと聞くと、「名前・年齢・家族構成・趣味」など細かく設定するイメージがあるかもしれません。
もちろん、それができればベストですが、最初からそこまで考えるのは難しいと思います。
大切なのは「どんな人に届けたいか」がイメージできること。
例えば、
- 20代の女性で、おしゃれや流行に敏感な人
- 子育て中で、買い物はできるだけ手早く済ませたいママ
- 地元で事業を営んでいる小規模な会社の社長さん
このくらいの“ざっくり感”でも十分だと思います。
最低限伝えておきたい3つのポイント
制作会社として特に助かるのは、この3つ。
- 誰に届けたいか
例：若い女性、子育て世代、シニア層、地元の企業担当者など - その人がどんな悩みや状況にあるか
例：時間がない、コストを抑えたい、安心して任せたい など - どんな行動をとってほしいか
例：問い合わせをしてほしい、来店してほしい、資料請求をしてほしい
この3つがあるだけで、デザインやコピーの方向性を考える大きなヒントになります。
制作会社はイメージを広げるお手伝いをします
「こんな内容で伝わるかな？」と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
制作会社の役割は、いただいた情報を整理し、さらにイメージを膨らませて形にすること。
むしろ、ざっくりとした情報を共有していただければ、その分こちらから質問をしながら一緒に方向性を固めていけると思います。
まとめ
ターゲット像を伝えるときに、完璧なペルソナを作り込む必要はありません。
「誰に」「どんな悩みを」「どう行動してほしいか」
この3つをまとめていただくだけで、広告やデザインにしっかり活かせると思います。
「うまく説明できるかな」と不安になる必要はなく、少しずつでも共有していただければ、一緒に整理しながら形にしていけるので、安心してご相談ください。