12月のSNSデジタル大掃除!信頼を損なう「やりがちNG」と3つの見直しポイント

「もう12月!? 年末商戦や決算準備でバタバタしていて、SNSの更新なんて正直後回し…」

「去年のキャンペーン情報がそのまま残ってる気がするけど、どこをどう直せばいいかわからない…」

そんな悩みがある広報担当者の方も多いのではないでしょうか。

目の前の業務に追われる中で、SNSのメンテナンスまで手が回らないのは当然のことです。特に12月は「師走」と言う通り、本当にあっという間に過ぎてしまいますが、忙しい中でも少しだけ手を加えてあげるだけで、SNSは見違えるほど使いやすくなります。

今回は、忙しい年末でもここだけは押さえておきたい「デジタル大掃除」のポイントについてご紹介します。


なぜ、SNSに「大掃除」が必要なのか?

もし、初めて訪れた企業のSNSアカウントで、こんな状態を見かけたらどう感じるでしょうか。

  • 最新の投稿が「半年前の夏のご挨拶」で止まっている
  • プロフィールにあるURLをクリックしたら、エラーが表示される
  • 「おすすめ」として紹介されている商品が、今はもう売っていない

こういったSNSの状態だと「この会社、今は活動しているのかな?」「問い合わせても返事が来るかな?」と不安になってしまうと思います。

SNSは、お客様との接点となる「顔」です。 情報が古かったり、整理されていなかったりすると、せっかく新しく興味を持ってくれたお客様が、何も言わずに去ってしまう(機会損失)ことになりかねません。

逆に言えば、不要な情報を捨てて整理するだけで、お客様への「信頼感」は十分に高まります。


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デジタル大掃除「3つのポイント」

具体的にSNSのどこを見直せばいいのか、3つのポイントをご紹介します。

1. プロフィールのリンク先は有効か?

プロフィール欄にあるURL(ホームページや予約サイトへのリンク)は、お客様をゴールへ案内する重要な導線。プロフィール欄にあるURLが繋がらないと、お客様はそこで諦めてしまいます。

  • ンクをクリックしたら「ページが見つかりません(404エラー)」になる
  • 期間限定で作った「過去のキャンペーンページ」に繋がったままになっている

まずはここを、最新のトップページや、冬の主力商品のページへ確実に差し替えることがポイント。


2. 「固定された投稿」は古くないか?

InstagramやX(旧Twitter)には、特定の投稿を一番上に固定する機能(ピン留め)があります。

ここに「春の新生活応援!」や「GWの休業案内」が残っていないか確認することが大切。 一番目立つ場所に季節外れの情報があると、どうしても「管理されていない印象」を与えてしまいますので、「年末年始の営業案内」や「今一番見てほしい冬のお知らせ」など、今の季節に合った投稿に入れ替えるだけで、アカウントが一気に「現役感」を取り戻します。


3. Instagramの「ハイライト」は整っていますか?

Instagramのプロフィール下にある丸いアイコン(ハイライト機能)は、過去のストーリーズを保存しておく場所です。

  • 情報が多すぎて、どこを見ればいいか分からなくなっている
  • タップしてみたら、1年以上前の古いメニューが出てくる

ここを整理するだけでも、見栄えは劇的に良くなります。
もしアイコン画像がバラバラなら、色味を統一するだけでも「ちゃんとしている会社」という印象を与えることができます。


「全面リニューアル」しなくても大丈夫

ここまで読んで「やらなきゃいけないのはわかるけど、デザインを作り直す時間なんてないよ…」と思われたかもしれませんが、大掛かりなリニューアルは必要ありません。

  • 不要な投稿をアーカイブ(非表示)にする
  • アイコンの色を揃える
  • リンク先を正しいものに変える

これらは、いわば情報の「整理整頓」であり、 新しい画像を作らなくても古い情報を片付けてスッキリさせるだけで、お客様にとっての「見やすさ」や「安心感」は驚くほどアップします。


まとめ:綺麗なSNSで、気持ちよく新年を迎える

今日から12月。 新しい年を迎える前に、社内の大掃除をするついでに、スマホの中の「情報」も見直してみることがおすすめ。

「自分の会社のアカウント、どこから手を付ければいいかわからない…」 そんなときは、ぜひ気軽にお声がけいただければと思います。