信頼感が変わる「SNSのトンマナ」とは?制作会社が教える、運用が楽になるデザインルール

「社内のいろんなスタッフで協力して、SNSを盛り上げよう!」
そう意気込んで運用を始めてみたものの、タイムラインを見てふと、こんなふうに思うことはありませんか?

「Aさんの投稿はポップだけど、Bさんの投稿は真面目すぎる…」
「全体的になんだか、ごちゃごちゃして散らかって見える…」

一生懸命更新しているのに、見た目で損をしてしまうのはとてももったいないことだと思います。

実はこれ、「デザインのルール」を少しだけ決めるだけで、驚くほどスッキリ整えることができます。

今日は、お客様からの信頼にもつながる「統一感」の作り方について、お話しします。


「トーン&マナー」を決める

私たちデザイン業界には、「トーン&マナー(略してトンマナ)」という言葉があります。
少し難しそうな響きですが、簡単に言えば「雰囲気のルール」のことだと思ってもらえれば、わかりやすいかと思います。

例えば、おしゃれなカフェの内装を想像してみてください。
テーブルも椅子も食器も、バラバラのデザインだったら「落ち着かないな」「コンセプトは何だろう?」と不安になってしまいますよね。

SNSもこれと同じで、投稿ごとの色使いや文字の形がバラバラだと、見ているお客様は「どんな会社なのかな?」と迷ってしまいます。

逆に、ここが揃っているだけで、「あ、しっかりしている会社だな」という安心感や信頼感につながります。


まずは「色」と「フォント」だけで
大丈夫

「ルールを作る」といっても、分厚いマニュアルを作る必要はありません。
最初は、以下の2つを決めるだけでも十分です。

  • メインカラーを1色決める (例:コーポレートカラーの「青」を必ずどこかに入れる、など)
  • 使うフォント(文字の形)を統一する (例:丸ゴシック体ならずっと丸ゴシック体を使う)

これなら、デザインの専門知識がないスタッフの方でも、「この色とこの文字を使えばOKなんだ」と迷わずに画像が作れるようになります。
「あれこれ悩む時間」が減るので、結果として日々の更新も少し楽になるかもしれません。


制作会社の役割

「自分たちの会社に合う色がわからない」
「どんなルールにすれば、魅力が伝わるんだろう?」

そんなときは、私たち制作会社を頼ってください。
私たちは、単にきれいな画像を作るだけでなく、「皆様が使いやすいルール(ガイドライン)」を作るのも得意分野です。

「御社の雰囲気なら、親しみやすいオレンジが良いですね」
「信頼感を出すために、フォントはすっきりしたものにしましょう」

そんなふうに、第三者の視点から、あなたの会社の「らしさ」を引き出すお手伝いをさせていただければと思います。


まとめ

SNSは、お客様とあなたの会社が出会う大切な場所です。
整ったデザインは、お店の掃除が行き届いているのと同じように、お客様への「おもてなし」になります。

まずは「色を揃える」という小さな一歩から始めてみませんか?
その積み重ねが、やがて「〇〇さんらしいね」と言われる素敵なブランドになっていくと思います。

もしルール作りで迷ったら、いつでもお気軽にご相談いただければと思います。