SNS運用の「全部手作り」に疲れていませんか?制作会社への賢いデザイン依頼術

「毎日のSNS更新、ネタを考えるだけでも大変なのに、画像のデザインまで手が回らない…」

企業のSNS発信を担当されている中で、そんなふうに思うことはありませんか?

広報担当者様や経営者様のお話を伺っていると、「やるからには、すべての投稿を高いクオリティで仕上げなければ」と、強く責任を感じている方が多いように感じます。

でも実は、SNS運用は「全部自分でやる」か「全部丸投げする」かの二択ではありません。

全てを完璧にこなす必要はなく、大切なのは「ここぞという時にプロの力を借りる」という役割分担ではないでしょうか。

今回は、無理なく継続するための、制作会社との賢い付き合い方についてお話しします。


「日常」と「勝負どころ」で分けてみる

SNS運用の負担を減らすポイントは、「投稿内容によって力の入れ具合を変える」ことにあると思います。

たとえば、社内の様子や日々のちょっとしたニュースなどの投稿。
これらは、スマホで撮った写真に簡単な文字を入れるだけでも、十分魅力が伝わります。

むしろ、きれいに整いすぎているよりも、手作り感があるほうが「親しみやすい」と感じてもらえるかもしれません。

一方で、新商品の発売やキャンペーンの告知、あるいは会社のブランディングに関わる重要なメッセージなど、こういった「勝負どころ」のバナーや広告画像に関してだけ、制作会社に依頼するという方法があります。

メリハリをつけることで、コストを抑えつつ、ここ一番での反響を高めることにつながります。


「土台」だけ作ってもらうという手も

また、「毎回依頼するのは予算的に難しい…」という場合もあるかと思います。

そんなときは、投稿画像の「定型フォーマット(テンプレート)」だけをプロに依頼するのもおすすめ。

  • ロゴの配置場所
  • 見出しのフォントや色使い
  • 写真を入れる枠のデザイン

これらが「決まりのパターン」として用意されていれば、あとは社内で写真と文字を差し替えるだけで、クオリティの高い投稿が作成できます。

毎回デザインに悩む時間がぐっと減りますし、自然と統一感のあるアカウントに育っていくはずです。

「ざっくりとしたイメージ」を伝えていただくだけでも、使いやすい土台をご提案することが可能です。


制作会社の役割

制作会社は、単に「言われたものを作るだけの業者」ではありません。
皆様が本業や他の業務に集中できるよう、隣で支える「広報のパートナー」でありたいと考えています。

「デザインのことはよくわからない」
「こんな小さなことを頼んでもいいのかな?」

そう思われることもあるかもしれませんが、どうぞ遠慮なくお声がけいただければと思います。

「写真は自分たちで撮るから、文字のレイアウトだけ整えてほしい」といった、部分的なサポートももちろん可能。お客様の状況に合わせて、一番やりやすい形を一緒に見つけていければと思います。


まとめ

SNS運用はマラソンのようなもので、長く続けることが何より大切です。
そのためには、一人で抱え込まず、時には誰かに頼りながら進んでいくのも大切な姿勢ではないでしょうか。

お客様の会社の魅力がもっと多くの人に伝わるよう、パートナーとしてお手伝いできたらと思いますので、 ざっくりとしたお悩みでも遠慮なくご相談ください。