一生懸命SNS投稿をしたのに反応が「いいね」だけだと、少し寂しくなりますよね。
でも、お客様は決して無視しているわけではありません。 実は「なんてコメントしたらいいか分からない」だけ、ということがほとんどなんです。
今日は、自然とコメントが生まれるSNSの小さな工夫について解説します。

なぜ「コメント」が来ないのか
真面目な方ほど、SNSを「完璧な発表会」にしてしまいがちです。
綺麗な写真、情報が詰まった隙のない説明文はもちろん素晴らしいですが、完璧すぎるとお客様は「へー、すごい」「なるほど」で完結してしまいます。これでは、お客様が「入り込む隙(すき)」がありません。
あまりに整いすぎたモデルルームは、少し落ち着かないのと同じです。 適度な生活感があって、「座ってもいいんだ」と思えるスペースがある方が、人はホッとします。SNSも同じです。
コツ1:お客様が「3秒」で答えられる質問を添える
コメントが欲しい時、つい投稿の最後に「皆さんはどう思いますか?」と聞いてしまいがちです。
でも実はこれ、お客様にとっては「作文」を強いる、とてもハードルの高い質問です。
おすすめなのは、「考える負担を極限まで減らす」ことです。
- 悪い例: 「新商品について、ご意見をお聞かせください」
- 良い例: 「新色の『赤』と定番の『青』、あなたが欲しいのはどっちですか?」
これなら、ポチッとボタンを押すような感覚で答えられます。 まずは「イエス・ノー」や「二択」で答えられる、簡単な質問を投げかけてみることが大切です。
コツ2:ちょっとした「弱み」を見せる
人は、完璧すぎる相手より、少し人間味のある相手に親近感を持ちます。
「今日は失敗しちゃいました…」
「今、こんなことで悩んでます」
そんなふうに素直な姿(弱み)を見せることで、お客様は「経営者でも失敗するんだ」「それなら、こうしてみたら?」と、つい声をかけたくなります。
お客様の心の中にある「応援したい」「助けてあげたい」という気持ちを引き出すことが、コメントへの一番の近道になります。
コツ3:コメント欄は「お店のカウンター」
どんなテクニックよりも大切なことは、勇気を出してコメントしてくれた方への「感謝」と「丁寧な返信」です。
SNSのコメント欄は、リアルな店舗でいう「お店のカウンター」と同じです。店員さん(あなた)とお客様が楽しそうに会話している様子が見えれば、周りにいる他のお客様も「ここは安心して話せる場所なんだ」「私も混ざりたいな」と感じます。
今あるコメントを大切にすることで、その温かいやり取りの積み重ねが次のコメントを呼ぶ呼び水になります。

まとめ
大切なのは、完璧な投稿を目指さないことです。
あえて「隙」を見せたり、答えやすい「小さな質問」を投げかけてみる。 そして、いただいたコメントには丁寧に感謝を伝える。
このシンプルな繰り返しが、SNSを一方通行の発表の場から、お客様との温かい交流の場へと変えていきます。