「自社の強みや想いを伝えるために、オウンドメディア(ブログ)を立ち上げた」
「社員が交代で定期的に記事を更新している」
もしそういった発信を続けているなら、それは本当に素晴らしい企業努力だと思いますし、 だからこそ制作会社としてお伝えしたいことがあります。
その渾身の記事、「待ちの姿勢」のままにしていませんか?
検索で見つけてもらうのを待つだけでは、せっかくの良質なコンテンツも宝の持ち腐れになりかねません。
今日は、「ただの日記」ブログで終わらせず、集客や採用につながる「資産」として活用するための戦略をお話ししたいと思います。
カギになるのは、SNSとの「役割分担」。

1. 「ストック」と「フロー」を使い分ける
ブログとSNS、どちらも「情報発信」ですが、ビジネスにおける役割は明確に違います。
- ブログ(オウンドメディア)= 本店(ストック)
情報が蓄積され、検索資産になる場所。「信頼」や「専門性」を深く伝える母艦です。 - SNS = 営業マン・チラシ(フロー)
情報が拡散され、今すぐ届く場所。「認知」や「きっかけ」を作る最前線です。
戦略的にこれらを連携させるとは、「SNSという営業マンが、ブログという本店へお客様をエスコートする」という動線を作ること。
SNSで深い話をする必要はなく、「本店にすごい商品(記事)ができましたよ!」と、呼び込みを行うことが、SNSの最大のミッションです。

2. 更新通知は「攻めの広報」
「ブログを書いたのに、同じ内容をSNSに投稿するのは手抜きでは?」と考えがちですが、実はそうではありません。
お客様は忙しく、わざわざ企業のサイトを巡回してはくれません。 こちらから「記事を書きましたよ」と届けに行く(プッシュする)ことではじめて、記事は読まれます。
ブログ更新のお知らせをSNSに投稿することは、「コンテンツを確実に届ける」ための立派な広報戦略です。

3. 記事は何度も活用できる
さらに、オウンドメディア運用の鉄則として、「過去の記事も立派な資産」という考え方があります。
SNSでは、情報の流れが速く、投稿はすぐに埋もれてしまいます。 だからこそ、新着記事だけでなく、過去に書いた「自信作」や「今こそ読んでほしい記事」を、切り口を変えて何度もSNSで紹介するのがおすすめ。
- 「3年前に書いた記事ですが、今の時期にぴったりなので再掲します」
- 「新入社員に向けて、社長が創業の想いを語った記事を紹介します」
良い記事は、何度読まれても色褪せません。 ブログという「資産」があるからこそ、SNSの投稿ネタにも困らなくなり、理想的な連携のサイクルができあがります。

まとめ
ブログは「待つ」メディアから、SNSを使って「届ける」メディアへ変化しています。 このシンプルな連携が、御社の情報発信をより強く、たくましいものに変えていきます。
御社の想いが詰まったその記事が、必要としているお客様のもとへ、真っ直ぐに届くことを心から願っています。
もし「具体的な手順に迷う」「自分たちの場合はどうすれば?」と思われたら、いつでもお声がけください。 御社に合った無理のない「届け方」を、一緒に考えていければと思います。