SNSの投稿において、ハッシュタグは「検索でお店を見つけてもらう」ための大切な入り口。 しかし、「とりあえず流行っているタグをつけておけばいい」と考えて、投稿件数が何百万件もある人気ワードばかりを選んでいないでしょうか?
実は、大手企業と同じような人気ワードだけを使っても、小規模ビジネスの投稿はすぐに流れてしまい、なかなか見てもらえません。
今回は、中小企業や店舗ビジネスにおいて、本当に集客につながる「賢いハッシュタグの選び方」についてお話しします。

「投稿数が多い」=「見られる」とは限りません
Instagramなどで「#ランチ」や「#カフェ」と検索すると、膨大な数の投稿が出てきますので、 一見、多くの人が検索している魅力的なワードに見えますが、ここには注意点があります。
投稿数が多い人気ワードは、「常に新しい投稿が追加され続けている」ということです。 せっかく投稿しても、数秒後には他の人の新しい投稿に押し出され、画面の下の方へ流れてしまい、お客様の目に留まる時間はほんの一瞬。
だからこそ、小規模ビジネスや地域に根ざしたビジネスの場合、無理に全国規模の人気ワードで勝負する必要はないのです。

「地域名」と組み合わせるだけで、
届く確率は上がります
最も効果的なのは、「地域名」や「具体的な言葉」を組み合わせること。
例えば、「#ランチ」単体ではなく、「#〇〇市ランチ」や「#〇〇駅カフェ」のように絞り込みます。
この違いは、検索するお客様の「本気度」に直結します。
- 「#ランチ」と検索する人 → なんとなく画像を見ているだけの場合が多い。
- 「#〇〇市ランチ」と検索する人 → 「そのエリアで、実際に行けるお店」を探している。
範囲を狭めることで、検索される回数は減るかもしれませんが「あなたのお店に来てくれる可能性が高い人」に、確実に情報を届けることができます。

明日から使える「3つの組み合わせ」
効果的なハッシュタグを選ぶ際は、以下の3つの視点をミックスしてみてください。
- ジャンルのタグ(何のお店か) 例)#イタリアン #美容室 #工務店
- エリアのタグ(どこにあるか) 例)#神戸市 #元町 #〇〇商店街
- 具体的な目的のタグ(誰のためか) 例)#子連れランチ #仕事帰り #リフォーム相談
特に大切なのが、2つ目の「エリア」と、3つ目の「目的」です。 「誰に、どんな時に利用してほしいか」を言葉にすることで、検索したお客様とのミスマッチも防げます。
まとめ
ハッシュタグは、インターネットという広い世界の中で、私たちとお客様が出会うための大切な「目印」のようなもの。
何万人に拡散されることよりも、本当にその情報を必要としている方の手元へ、迷わず届けることのほうが、ずっと価値があるのではないでしょうか。
そうした「届ける優しさ」を意識するだけで、SNSの運用はもっと温かいものに変わっていくはずです。