“何を発信すればいい?”に迷ったときのヒント|日常の中からネタを見つける視点

「発信したい気持ちはあるけれど、何を投稿すればいいかわからない」
そんなふうに感じたことはありませんか?

SNSやブログを続けていると、最初は順調でも、だんだんネタに悩む時期がやってきます。
でも実は、“特別なこと”を発信しなくても大丈夫。

今回は、制作会社の視点から「日常の中から発信のヒントを見つけるコツ」をお話しします。


発信=宣伝、と思わなくていい

「発信=宣伝」だと思うと、投稿するハードルが上がってしまいますが、見る人が知りたいのは“会社の考え方”や“人の温度”の部分。

たとえばこんな内容も、立派な発信のネタになります。

・スタッフ同士のやり取り
・制作の裏側やちょっとした工夫
・お客様との印象的な会話
・社内での小さな発見や気づき

「これを出しても意味があるのかな?」と思うことほど、人の心に残るもの。
特別な出来事よりも、“普段の姿”が信頼をつくることがあります。


ネタは「考える」より「残す」

ネタを“ひねり出す”よりも、“残しておく”ことから始めるのがおすすめ。

たとえば、

・現場で撮った写真
・社内メモやアイデアノート
・お客様からの感想
・打ち合わせ後のちょっとしたひと言

あとから見返すと、「これも投稿できそう」と思える瞬間がありますので、わざわざネタ帳をつくる必要はなく、スマホのメモに一言残すだけでも、十分に“発信のタネ”になります。


「誰かに話したくなったこと」がヒント

仕事の中で「ちょっと嬉しかった」「驚いた」「感動した」と思う瞬間がありますが、その“気持ちが動いたとき”こそ、発信のサイン

たとえば、

・お客様から「助かりました」と言われたとき
・新しいツールを試して便利だと感じたとき
・社内で意見が分かれて議論になったとき

それらをそのまま文章にするだけで、“共感される投稿”に変わります。
伝えようと意識しすぎず、「これ、話したいな」と思ったことを大切にするのがポイント。


制作会社の役割

私たち制作会社は、「伝えたいけれど、うまく言葉にできない」という思いを、形にするお手伝いをしていますが、話しているうちに「そういえば、こんなこともあった」と思い出すことも多くあります。

ネタに悩んだときは、一人で考え込まずに、誰かと話してみるだけでもヒントが見つかりますので、私たちも、そんな会話の中から気づきを整理しながら、一緒に発信の形をつくっていくサポートをしています。


まとめ

発信のネタは、特別なニュースや大きな実績だけではありません。
日々の業務やお客様とのやり取りの中にも、企業の姿勢や考え方が伝わるエピソードがたくさんあります。

「これを少し紹介してみようかな」と思えたタイミングを大切にしてみてください。
そうした小さな発信の積み重ねが、企業の信頼や共感を育てていくのではないでしょうか。