広告=クリエイティブ=デザイン

広告=クリエイティブ=デザイン

広告=クリエイティブ=デザイン

このブログによくでてくるワードとして、「広告」や、「クリエイティブ」や、「デザイン」といった言葉があります。どの言葉も聞いたことはあるワードですが、わかるようでわからないというか、同じようで全くの別もののような、ふわっとした言葉でもあるような気がします。

今回はこの言葉を、個人的な意見ですが、どのように考えているのかをお伝えします。

広告とクリエイティブとデザインの3つは何が違う?

「広告」、「クリエイティブ」、「デザイン」。

どんなものにも使えるような、ある意味便利な言葉ですし、逆に実態がよくわからないものだったりします。

正直にお伝えすると、私自身も長年この業界に携わってきていますが、いまいちピントきていないところがありますし、何がどう違うのかは、ひとによって解釈も様々だと思います。

イメージバナーとしての解釈は、すごく乱暴な言い方かもしれませんが、どれも同じようなものとして捉えています。


3つの要素をバランスよく重ね合わす

例えば、カゼをひいたときにお薬を処方してもらいますが、病院よって出されるお薬はさまざまです。

自分の症状と、先生の診察の組み合わせによって、処方されるお薬の種類と数は変わってきますが、どれがベストかどうかは一定期間飲み続けてみないとわからないですし、どれも治りはするけど、一番体に負担が少なく早く治るのかは比べてみないとわかりません。

おそらくどこの病院に行っても、どのお薬を飲んでもほとんど治りますし、違いはさほど無いと思います。

イメージバナーの考え方としては、診断もお薬も大きな差はないけど、判断を間違わないように一番的確で確実な診断と、最も効果のあるお薬を処方できるように、違いがわからないような部分で差を生み出したいと常に思っています。

「広告」、「クリエイティブ」、「デザイン」の3つのそれぞれ似たような要素をバランスを考えながら、重ね合わせることで総合的に判断ができ、他社と比べて気づかない部分もしっかりサポートしつつ、本当に効くものを強く打ち出せるようにして考えています。


持続的なアプローチで地盤をしっかり固める

「広告」、「クリエイティブ」、「デザイン」を、あらためてどういうことなのか考えてみると、あらゆる人へ興味を持ってもらうために、下記の事柄になるのだと思っています。

・情報をわかりやすくする

・異なる切り口を発見する

・訴求の方法を考える

・シンプルに理解できる

・価値を理解できる

普段の生活で街に出かけても、情報が溢れかえっているので、スマホが無いと何もできなくなってしまいます。

さらにスマホで目的とすることを解決しようと思っても、スマホの中にも情報が溢れかえっています。

このような状況で、いかにシンプルに知りたい情報を届けるかが、広告であり、クリエイティブであり、デザインであると思います。

さらにこのブログで何度かお伝えしている持続的なアプローチが加わってきている時代だと感じています。

この先10年、20年と、継続的に上記でお伝えしたことが続いて、ドラクエのようなずっと活かせていけるようなロールプレイング的なアプローチが必要で、古くなったことも時代とトレンドに合わせて少しずつでも変わり続けていることで、形になるような考え方です。

これが続いてて形になっているととても強く、上記でお伝えしたことが揺るぎないものになります。


持続的なWebサイトの考え方

Webサイトでも定期的なページの追加や、ブログを毎日のように書き続けていると、一年で相当な情報数となり、SEO面でとても有利に働いていきます。

またルーチンワークとしてスタートの時よりも負担が軽減されて、文章のコツ等もつかめてくるので、その分、より内容に深さが増してきつつ、ページの質と精度も上がっていくことになります。

このブログを始めたきかっけのひとつでもありますが、お客さまにお話ししているだけでは説得力が無いので、実際に取り組んでみると、そもそもの更新システムであるWordPressの特徴や、メリット、デメリット等、始める前に理解がより深まりました。

私は文章がとても苦手で、上手く表現や伝えたことを的確に書けないのが悩みでしたが、まだ形には全くなりませんが、更新していくことで、文章のわかりにくいポイントや、伝え方の表現の仕方等を、他のページや書籍等を用いて、学ぼうとする意欲もわいてきます。


継続、持続していくことで得られる課題解決

Googleアナリティクスを活用して、アクセス解析を行いつつ、そこからの判断や仮説をどのように捉えるかも関わる期間が長くなればなるほど的確な企画や判断が生まれやすくなります。

またWebサイト単独でのアクセス解析や広告展開も、いまではもうすでに範囲が限られており、Webサイトを制作するだけの集客は困難をきたしています。

あらゆるアプリやソーシャル、時にはリアルの場で制作物を展開して駆使していきながら、一番効果のでるポイントをおさえることも長期的な観点で考えないと形になりません。


持続的なグラフィック関連の考え方

広告関連のグラフィックデザインの場合だと、まず土台となるベースしっかり作り込んで置くことが重要です。

例えばロゴマークを作成する場合、そもそもの業務内容や、制作に至った経緯、意図、訴求したいこと、企業や店舗によって他社と差別化できるポイントやロゴコンセプト、使用するカラー等を取りまとめて考えていきます。

そのうえで、名刺や封筒、サイン(看板等)、パンフレット等使用するツールが必要になるアイテムを作成していき、ベースを構築します。


あらためて見直す

企業でしたら企業案内のパンフレットやカタログ等、店舗ですとチラシや、店舗ツール(メニューやPOP等)、に展開されていきます。

最近では当たり前のようになったタブレットでの展開もあるので、活用できるものを幅広く捉えながら、選択をしてコスト面も考慮しながら考えていくことになります。

このようなベースがすでにできあがっている場合は、このコロナ禍のタイミングで必要でさらにブラッシュアップしたほうがいいもの、逆にあらためて考えてみると不要なもの、まとめ直せるもの等整理したほうが良いかもしれません。


ベースとなる土台次第

ご依頼いただく内容は、このベースがあったうえで、依頼内容に応じて展開していくのですが、0からつくりあげるというよりは、つくりあげられているベースから、基本的に展開していきます。

このベースがしっかりして数十年揺るぎないもので、変わらないものなのか、時代に応じて柔軟に変化をともないながら形づいてくるものなのかを、判断をしていく必要があります。

そこから情報や考えを整理し、届けたいところにうまく消費者にアプローチしていく方法を見いだしていくことが、広告であり、クリエイティブであり、デザインであると考えています。


確度を高くすることで課題を解決していく

案件によってその比重は変わると思いますが、そのバランスの見え方、見せ方も持続的に関わってからこそ見えてくるところもあります。

「広告」、「クリエイティブ」、「デザイン」の3つを継続的にたずさわっていくことで、こだわりやセンス、デザインの精度等があがって、より確実な訴求が仕上がると思っています。